少子化による生徒数減少の対応

いままでは順風満帆で生徒集客をしなくても、その時期になったら生徒が入塾してくれていたが、何をやっても生徒がこない。もうこのままではまずい。

対象生徒数が減少している場合

対象生徒数がゼロということはないでしょうが、減少している場合や出生率から考えて将来的に見て増加しない場合は、生徒を集めることはできない。

もうそこには、見込むことのできる生徒がいないから、根本的にやり方を変えるか、対象生徒の人数が多いところに教室を移転するしかないです。

移転する場合は、移転先の対象生徒数と競合教室の生徒数、学習成果、月謝などを事前調査して競合にならない場所に移転したほうが、生徒集客は効果がでやすい。

移転しない場合は、対象になる人の年代を変更して、それにあわせた教室づくりが必要になります。この場合は対象地域の年代別、男女別、人口、職業などできるだけ詳細情報を入手して、生徒数が多い属性を明確にして、何を教えるか検討が必要になります。

ここで重要なことは、何を教えるかが先ではなく、誰を相手にするかを先に考えないといけないことです。安易にこれができるからやろうと考えても、対象がいなければ意味ないです。

減少したとしても、いまはまだ生徒がいるのであれば、いまの生徒と保護者に対して、親子で思いで作りを目的とした教室を別料金で募集をかけるのもおもしろいです。

例えば、あと1か月と少しで今年も終わります。

「母親と子供で年賀状を作ろう」教室
母親と子供2人で、年賀状裏に押すはんこづくりになります。

場所と材料を提供して、楽しく作ってもらう。参加者全員で作品の評価を行い、一番よかった人に賞を贈るなど

1回親子2名参加で 3000円
材料とちょっとしたお菓子コミになります。
○月○日(日)13:30から17:00
場所は、○○教室
参加人数、30人(親子15組)

※塾に入っていない友達でも参加できます。お誘い合わせの上、お越し下さい。
としたら入塾のきっかけにもなります。
この教室で赤字になってはいけませんが、儲けを多くとらず宣伝と保護者とのコミュニケーションを目的とすれば、後々効果があがると思います。

このようなイベントは、きっと保護者は助かると思います。自宅で親子だけでするのとは、違ったワクワク感もあります。
また、教室側もこの方法をとれば、生徒数を増加しなくても、現在の売上+αになります。

つづき

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