塾の収益計算の前に、何を調査?

 塾開業の内容はわかった。
 だれを対象にするか、場所も決まった。
 資金の借り方もわかった。
 これだけでは、収支計算はできません。
 お金を借りる場合は、必ず収支計算が必要です。
 計算にあたっては、もうひとつ調査が必要な項目があります。 


収支計算に必要なもうとひとつの調査

  場所、対象数は計算できました。しかし、計算上の対象数が全員くることはありません。
  対象数の中には、
  • 塾を利用しない生徒(利用できない生徒も含みます)
  • 通信教育を既に受けている生徒もいます。
  • 通塾率は、小学校で25%、中学校で47%になります。
  • 別の塾に通っている生徒もいます。
  そうです。通塾率で計算して通塾生徒数の計算が必要です。
  最後に、場所を基準点にして半径3km以内の塾の調査が必要になります。
  ※半径は、都会と田舎、人口密度により変わってきます。

塾の調査

  1.開業予定のスタイルと競合しない塾の件数、生徒数
 
  2.開業予定のスタイルと競合する塾の件数、生徒数

  3.1.2の科目別、時間別、月謝金額
   あわせてその特徴を調査します。
   *特徴は、収支計算には必要ありませんが、運営方針にヒントになるものも
    あるでしょう。
   *調査方法は、ホームページ、覆面調査、通っている生徒に聞いて見る
    などして情報を集めます。

調査分析

  • 塾別、科目別、月謝
  • 塾別生徒数
  • 塾別受験合格率
大変ですが、これから開業するにあたって競合の十分な調査と分析が必要になります。


基準点を中心にした半径kmで参考になるサイト

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