塾開業で準備するものは何か

資金は必要ですが、資金が何に必要かについて、
まずは開業方法をどうするかを決める必要があります。
フランチャイズで開業するか個人開業かによって「何」が必要か変わってきます。
フランチャイズの場合は、フランチャイズ本部の指導の元、開業していきますので、その内容に従い進めるようになります。
塾開業で準備するものは何か

個人開業の場合について何が必要か

  1. 教室の場所
  2. 備品
  3. 教材
  4. 集客に関して
  5. 管理

1.教室の場所

  自宅の一部を教室にする場合


   用途が第1種低層住居専用地域は制限が厳しいようです
   この場合の要件として、兼用住宅の場合
  
   延べ面積の2分の1以上が居住用であること
   店舗などの部分の床面積が50平方メートル以下であること
   となっているようです。(法律に関しては専門家に聞いてください)

   わかりやすく畳で言うと、
   50平方メートルは約27畳になります。
   1室6畳×5より小さいことになります。
 
   延べ床面積(土地面積ではありません。各階の床の合計になります)
   50坪の土地に対して、総2階の家で28坪の場合
   28坪は約92.5平方メートルになります。
   2分の1で、46平方メートルとします。
   46平方メートルは約25畳になります。
   1室6畳×4と少しになります。


   用途が第2種低層住居専用地域は制限が少し緩いようです
   この場合は、延べ床面積が150平方メートル以内で2階以下

   市街化調整区域の場合は、日用品店舗や理容・美容店等以外の開業は
   できないようです。

   これ以外の用途地域で工業専用地域を除く場合は問題ないようです。

  建てる場合


   自宅の一部を教室と同じ条件になります。

  借りる場合


   不動産会社に事前に、教室開業で借りて問題ないか確認してください。

  ・・・なんか色々あって大変ですが、冷静に考えると近隣住民との関係があるのでしょうね、
  駐車(親の送り迎えで路上駐車で迷惑とか)
  駐輪(道路にはみ出て迷惑とか)
  騒音(夜遅くまでしていたら、うるさいとか)
 
  場所は生徒を集める要素として重要な部分だから、
  いずれにしても、最新の情報を役所で事前に確認して進めるようにしましょう
  

2.備品 

  1.   机と椅子(先生+生徒数×人数)*
  2.   掛け時計*
  3.   靴置き場(人数所要)*
  4.   傘置場(人数所要)*
  5.   コピー機
  6.   プリンタ
  7.   固定電話
  8.   ホワイトボード
  9.   掲示板
  10.   本棚
  11.   生徒持参品置き場
  12.   パソコン、タブレット
  *は必須でしょう。

  ※消耗品、販促品は含まれていないです。

3.教材

指導スタイルによって教材選びが変わりますね。最近では、インターネットを使ったものもあります。調査して選定する時間がかかります。

4.集客に関して

ここが一番悩むところですね。
フランチャイズの場合は、本部のブランド力があるし、広告に関してのバックアップもあるでしょうが、個人開業の場合は、すべて自分でしないといけない。
チラシ原稿づくり、配布、ホームページ作成やブログ・・・外部に依頼した場合は、結構な値段がかかります。

5.管理

  ①開業日、休日、連絡先
  ②月謝を決める
  ③月謝回収方法
  ④休日の振替の考え
  ⑤教材に関する費用
  ⑥無料体験期間を設定するか
  ⑦入塾に関する契約書
  ⑧退塾に関すること
  ⑨入退室に関すること(入退室で塾から連絡する。生徒が親に連絡する)   
  ⑩親と定期的に面談するか
  ⑪講師を使うか
  ⑫親のクレーム対応
  ⑬教室からの連絡について


・・・1から5まで結構ありました。

「4.集客に関して」と「5.管理」の⑨⑬は塾入退室システム導入で→http://cramschool.jp/srmethod.html

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