塾のスタイルは決めた、準備するものもチェックして資金も準備できた開業届もわかった。
だれを対象にするか
一番重要なこと
それは、だれを対象にするかになります。塾で教える内容によって、対象者が変わります
大きくは、
- 保育園児か
- 小学生か
- 中学生か
- 高校生か
- 大学浪人生か
- 就職活動の人か
- 社会人か
この中で何を教えるのか決めていきます
例)
保育園児
- 母親といっしょに英会話
- 玩具を使った知育教育
- 小学校受験対策
- 親子面接対策
小学生
- 日々の学習の習慣化の為
- 宿題を教えてもらいたいから
- 勉強に遅れがでてきたから
- 中学校受験対策
- 面接対策
- 英検に絞った対策
- 社会の仕組みにや自分の将来
- スポーツ逆上がり、走る対策
中学校
- 小学校の勉強からやりなおしたい生徒
- 授業についていけない生徒
- 成績を上げたい生徒
- 苦手教科を集中的にしたい生徒
- 面接対策
- 高校推薦対策
- 高校受験対策
- 難関高校受験対策
- 海外留学対策
- 学費・奨学金申請方法
高校 ・大学浪人生
- 中学校の勉強からやりなおしたい生徒
- 授業についていけない生徒
- 成績を上げたい生徒
- 苦手教科を集中的にしたい生徒
- 大学推薦対策
- 大学受験対策
- 国立大学受験対策
- 私立大学受験対策
- 海外留学対策
- 学費・奨学金申請方法
就職活動の人
社会人
- 英会話
- 硬筆、習字
- パソコン
- ホームページ
- 高齢者の介助の仕方
- 料理の基本
対象者が決まったら、次にどこでするのか
場所を決める上で、そこに対象者がいるかが重要です。
広告を出したとしても、対象者がいない場所だったら、待てど暮らせど生徒は来ません。
保育園児
- 場所の近くにあるか
- 園児は近隣に住んでいるのか
- 人数は何人か
小学校
- 場所は小学校を起点に半径1.5kmから2km以内に場所があるか
- 小学校の生徒数は学年別に何人いるか
- 将来の生徒数を想定するため地域出生率はどうか
中学校
- 場所は中学校を起点に半径3.0kmから5km以内に場所があるか
- 中学校の生徒数は学年別に何人いるか
- 将来の生徒数を想定するため近隣小学校生徒数、
- 地域出生率はどうか
高校
- 場所は高校を起点に半径3.0kmから5km以内に場所があるか
- 高校の生徒数は学年別に何人いるか
- 将来の生徒数を想定するため近隣中学校からの高校への進学率
- 小学校生徒数、地域出生率はどうか
のように、対象者母体数をある程度把握していないと、この場所が良い、ここでしたいと考えても、
開業後にだ~れもこないということになります。
通信教育でない場合、対象者がいないところでしても生徒は集まりません。
”親が理容院をしていた友達のはなし”
その友達、親と全く違う業界に就職しましたが、その後、一人息子だったので親の後を継ぐかたちで親の店舗横で美容院を開業することになりました。
その場所、学生時代は人通りも多く店も繁盛していました。
しかし、友達(息子)の時代になって、全く人も通らず、町は高齢者がほとんどで、美容院対象者は少なく、店舗前を通っても、いつも開店休業のようです。
顔をあわせる機会があったので「どう?」って聞いたら、
怒ったように、「道路を指さして人がどこにおる!」
・・・みなさんはこうならないようにしてください。
というこで、開業した後も年に一回は対象者人口の動向を確認しながら、状況により移転も計画してください。
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